レビュー

REVIEWS

一枚のアルバムに、一夜のライブに、何が鳴っていたか。アルバムレビュー、埋もれた名盤、ライブ参戦記——点数も序列も置かず、聴き取った事実だけを書き残すHM/HRのレビュー・アーカイブ。

埋もれた名盤

SAVATAGE『Streets: A Rock Opera』(1991)——プログレメタル史に埋もれた都会の物語

1991年、SAVATAGE が賭けに出た6thアルバム『Streets: A Rock Opera』。ポール・オニールが引き出しに眠らせていた戯曲、オリヴァ兄弟だけで録った2曲、TSO への設計図を辿る。
アルバムレビュー

GHOST『Skeletá』——「ポップ化」と切り捨てる前に聴き直すべき5曲

スウェーデン発のゴースト(Ghost)の6枚目スタジオアルバム『Skeletá』をレビュー。2025年4月リリース、Billboard 200初登場1位を記録した話題作から聴き直すべき5曲を解説する。
埋もれた名盤

ANOREXIA NERVOSA——フランスが10年で消費したシンフォニック・ブラックメタルの夭折

フランス中部が生み出した呪われた美しさ——アノレクシア・ネルヴォサのシンフォニックブラックメタルは、4枚のアルバムを残し、静かに消えた。
楽曲解剖

PANTERA「Walk」——たった1本のリフが「グルーヴメタル」を定義した日

サウンドチェックで生まれた、たった1本のリフ。パンテラ「Walk」が12/8拍子と歪んだ音でグルーヴメタルを定義した過程を、録音・チューニング・歌詞から徹底分析する。
埋もれた名盤

過小評価されたバンド——POISON THE WELLが2000年代メタルコアに残した本当の遺産

1999年デビュー作で2000年代メタルコアの設計図を引き、2010年の活動休止を経て2026年3月に17年ぶりの新作『Peace in Place』を出したポイズン・ザ・ウェル。過小評価されてきた彼らの本当の遺産を辿る。
埋もれた名盤

90年代スウェディッシュ・メロデスの隠れた4枚——AT THE GATES以外の本物

AT THE GATES以外にも90年代スウェディッシュ・メロデスには本物がある。Eucharist、Ceremonial Oath、Unanimated、Gardenianの4枚を選び、それぞれの音と背景を解説する。
アルバムレビュー

Arch Enemy『Wages of Sin』(2001)——メロデスが「女が歌う音楽」になった瞬間

女性が「吠える」ことがまだ異端だった2001年。アーチ・エネミー『Wages of Sin』は、メロデスの常識を静かに塗り替えた。アンジェラ・ゴソウ加入が生んだ転換点を読み解く。
アルバムレビュー

LAMB OF GOD『Into Oblivion』レビュー——最新作でバンドはどこへ行ったのか

好きなバンドの新作を待つ時間は、ある種の緊張を伴う。前作を何十回も聴き込んで、次に何が来るかを想像し続ける——あの感覚だ。ラム・オブ・ゴッド(Lamb of God)は、そういった期待と不安を同時に呼び起こすバンドだった。だが、2026年3...
アルバムレビュー

PARADISE LOST《Gothic》(1991)——ジャンル名そのものが生まれた瞬間

1991年3月19日、パラダイス・ロスト(Paradise Lost)は2ndアルバム『Gothic』を発表した。ゴシックメタルというジャンル名の起源であり、35年後の現在もその影響は消えない。ピースヴィル・スリー、「Eternal」の普遍性、そして2025年作『Ascension』まで——ひとつの名盤がつないだ過去と現在。
楽曲解剖

TOOL「Lateralus」——フィボナッチ数列で書かれたメタル史上もっとも数学的な曲

トゥール(TOOL)の「Lateralus」は歌詞の音節がフィボナッチ数列をなぞる。拍子の9・8・7を並べた987も数列の数だ。数学が先にあったのではなく、リフの中から後で見つかった。25年語られ続ける曲の、本当の順序を読み解く。
WANDERLOUD
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