深掘り

バンド・ストーリー

ENTER SHIKARI、14年ぶりの単独来日—5/28〜29@東京「Lose Your Self TOUR」予習ガイド

エンター・シカリが14年ぶりに単独来日。サプライズ配信された『Lose Your Self』を背負った渋谷WWW X 2Daysを前に、setlist傾向と「Shipwrecked!」への期待をまとめた。
メタル事件簿

グラミー賞「メタル枠」珍事件史——JETHRO TULLがMETALLICAを破った1989年から始まる迷走

1989年のグラミー賞で、メタル史上最大の番狂わせが起きた。新設された「Best Hard Rock/Metal Performance」カテゴリで、ジェスロ・タルがメタリカを破った。フルート奏者がメタルの賞を獲った夜から、カテゴリ分割、メタリカ3連覇までを追う。
メタル事件簿

バックマスキング論争——80年代メタルが裁判所に引っ張り出された実話

1990年、ジューダス・プリーストは「レコードを逆回しにすると自殺を促す声が聞こえる」として裁判所に召喚された。PMRC公聴会からオジー・オズボーン裁判まで、80年代メタルを揺るがしたバックマスキング論争の全貌。
裏方列伝

「こいつら、本当に怒ってる」——ヘヴィメタル未経験のプロデューサーが録ったSLAYER「Hell Awaits」(1985)の真実

1985年、ポップス系プロデューサーがスタジオで呟いた「こいつら、本当に怒ってるな」。スレイヤーの2作目 "Hell Awaits" が邪悪になった理由——録音の舞台裏と、エクストリームメタルへの影響を追う。40周年記念盤が5月15日リリース。
世界のメタル

ドイツ・スラッシュ三羽烏——KREATOR・SODOM・DESTRUCTIONが2026年も最前線にいる理由

1982年、ドイツの3つの街で同時に始まった4バンド。Kreator・Sodom・Destruction——日本で「ジャーマン・スラッシュ三羽烏」と呼ばれる3バンドは、44年後の2025〜2026年に揃って新譜を投下した。
世界のメタル

LOUDNESS、X JAPAN、BABYMETAL——日本メタルは3度、世界を驚かせた

日本のバンドにヘヴィメタルはできない、と思っていた時代があった。LOUDNESS、X JAPAN、BABYMETAL——三つのバンドは、それぞれの時代に世界の常識をひっくり返した。
楽曲解剖

TOOL「Lateralus」——フィボナッチ数列で書かれたメタル史上もっとも数学的な曲

トゥール(TOOL)の「Lateralus」にはフィボナッチ数列が埋め込まれている。音節も拍子も、すべてが数学的な法則に従う。2001年発表のこの曲が、25年後も語り継がれる理由を読み解く。
世界のメタル

ノルウェーがブラックメタルの聖地になった、ある教会火災の前と後

1992年6月6日の深夜、ノルウェー第二の都市ベルゲンの郊外に、800年以上の歴史を持つ木造建築が静かに立っていた。ファントフト・スターヴ教会(Fantoft Stave Church)。12世紀に建てられ、1883年に現在地へ移築された文...
バンド・ストーリー

悲劇と再出発——MASTODONは4人全員で喪失を経験して最高傑作を生んだ

2026年、マストドン(Mastodon)は今も動いている。共に立ち上げた創設者を失い、深い傷を負ったまま、それでも新しいアルバムを完成させた。なぜ彼らは鳴らし続けるのか。答えはバンドの25年に刻まれている。アトランタで生まれた怪物——20...
メタル年代記

1991年、メタルは死んだのか生まれ変わったのか

「1991年でメタルは死んだ」——耳にタコができるほど聞かされてきた一文だ。雑誌の見出しで、ライブハウスのカウンターで、SNSのタイムラインで。口にされるたび私が引っかかるのは同じ一点で、死んだのは本当に「メタル」だったのか、というところに...