埋もれた名盤

全曲に「さよなら」が書いてある——SENTENCED『The Funeral Album』(2005)という幕引き

2005年、センテンストは解散を先に宣言してから最後のアルバムを録音した。13曲に配られた別れの言葉と、壮大さを捨てた幕引きの設計を読む。
名盤ガイド

WHITESNAKE『1987』——5年前の自曲を録り直して全米1位を獲った執念

1982年の自作曲「Here I Go Again」を5年後に録り直したホワイトスネイクの7作目。全米1位に立ったのはアルバム収録版ではなく、アメリカのラジオ向けに録音された三つ目のテイクだった。
名盤ガイド

AC/DC『Back in Black』(1980)——ボン・スコットの死から5ヶ月、喪服の黒が史上屈指のセールスになった

AC/DC『Back in Black』はボン・スコットの死から5ヶ月後に出た。喪を担うのは真っ黒なジャケットと冒頭の鐘だけで、10曲の歌詞に死は書かれていない。その分業の設計を辿る。
ライブ・フェス

「彼はもう時代遅れ」——ロラパルーザに断られたオジー夫妻がOzzfestを作った1996年

1996年10月、Ozzfest はわずか2公演で始まった。シャロン・オズボーンがロラパルーザに断られた一言と、看板を自分で所有するという興行の発明。
メタル事件簿

LOSTPROPHETSという抹消——シーンはあの名前をどう葬ったのか

2013年、HMVは棚から下げ、BBCは放送を止めた。それでも配信のカタログは残った。LOSTPROPHETSという名前の抹消を実際に実行したのは誰だったのか、その後の12年から検証する。
ライブ・フェス

船ごとメタルになる4日間——世界初のメタル・クルーズ「70000TONS OF METAL」の航海術

海の上でメタルだけを4日間鳴らす 70000TONS OF METAL。乗り込む60組が全員2回ずつ演奏するという設計が、陸のフェスでは取り返しのつかない「被り」を拾い直せるものに変える。2011年の初航海から2027年の日程まで、この船の時間割を読み解く。
メタル事件簿

NIGHTWISH ターヤ・トゥルネン解雇——2005年フィンランドが揺れた公開書簡事件

2005年10月21日のヘルシンキ公演直後、ナイトウィッシュ(Nightwish)はターヤ・トゥルネンを公開書簡で解雇した。書簡の中身、ターヤの反論、首相が口を開いた一週間と、その後のバンド再編まで辿る。
埋もれた名盤

DEVIN TOWNSEND『Ocean Machine: Biomech』——カナダの異形が1997年に放った宇宙的1枚

1997年、STRAPPING YOUNG LADの轟音の裏で静かに沈んだOcean Machine名義の一枚。Wall of Soundの原型を宿し、25年かけて浮上した隠れた名盤を聴き解く。
バンドストーリー

BARONESS のアルバムが色で名付けられている本当の理由——ジョン・バイザリーが描き続ける一枚の絵

BARONESS のアルバムが色で名付けられている理由を、全ジャケットを描くジョン・バイザリーの連作絵画という観点から読み解く。
アルバムレビュー

CARCASS『Heartwork』レビュー——1993年の録音が30年後も鳴り続ける理由

カーカス1993年作『Heartwork』レビュー。ビル・スティアーがギターに専念しコリン・リチャードソンが録音した10曲は、メロディック・デスメタルの輪郭を初めて1枚で示した。
WANDERLOUD
Amazonのアソシエイトとして、Wanderloud は適格販売により収入を得ています。( PR はアフィリエイトリンク )