ヘヴィメタル

メタル事件簿

グラミー賞「メタル枠」珍事件史——JETHRO TULLがMETALLICAを破った1989年から始まる迷走

1989年のグラミー賞で、メタル史上最大の番狂わせが起きた。新設された「Best Hard Rock/Metal Performance」カテゴリで、ジェスロ・タルがメタリカを破った。フルート奏者がメタルの賞を獲った夜から、カテゴリ分割、メタリカ3連覇までを追う。
メタル事件簿

バックマスキング論争——80年代メタルが裁判所に引っ張り出された実話

1990年、ジューダス・プリーストは「レコードを逆回しにすると自殺を促す声が聞こえる」として裁判所に召喚された。PMRC公聴会からオジー・オズボーン裁判まで、80年代メタルを揺るがしたバックマスキング論争の全貌。
裏方列伝

「こいつら、本当に怒ってる」——ヘヴィメタル未経験のプロデューサーが録ったSLAYER「Hell Awaits」(1985)の真実

1985年、ポップス系プロデューサーがスタジオで呟いた「こいつら、本当に怒ってるな」。スレイヤーの2作目 "Hell Awaits" が邪悪になった理由——録音の舞台裏と、エクストリームメタルへの影響を追う。40周年記念盤が5月15日リリース。
アルバムレビュー

LAMB OF GOD『Into Oblivion』レビュー——最新作でバンドはどこへ行ったのか

好きなバンドの新作を待つ時間は、ある種の緊張を伴う。前作を何十回も聴き込んで、次に何が来るかを想像し続ける——あの感覚だ。ラム・オブ・ゴッド(Lamb of God)は、そういった期待と不安を同時に呼び起こすバンドだった。だが、2026年3...
メタル裁判

グラミー10勝 vs 1勝——METALLICA対MEGADETH、43年間のメタル裁判に最終判決を下す

メタリカとメガデスの43年に及ぶライバル対決を徹底比較。2026年のメガデス最終作が告げる「メタル裁判」最終判決とは。
アンプ

Peavey 5150という伝説——エディ・ヴァン・ヘイレンが残したメタルの「標準音」

1992年にエディ・ヴァン・ヘイレンが設計したPeavey 5150は、なぜヘヴィメタルの「標準音」として君臨し続けるのか。開発秘話から伝説ギタリストたちの証言まで解説する。
雑学・コラム

ヘヴィメタルの語源はバイクだった——ジャンル名誕生の意外すぎる軌跡

「ヘヴィメタル」というジャンル名を最初に使ったのはバンドでも評論家でもなかった。バロウズの文学(1961)→バイクアンセム(1968)→音楽批評誌(1970)、3段階で生まれたジャンル名の知られざる軌跡。
メタラーの生き方

子どものいるメタラーの「家でメタルを流す」事情——家庭とラウドネスの折り合い方

家庭をもったメタル好きの、家でメタルを聴く工夫と、聴き方を更新する発想を整理したコラム。
アルバムレビュー

PARADISE LOST《Gothic》(1991)——ジャンル名そのものが生まれた瞬間

1991年3月19日、パラダイス・ロスト(Paradise Lost)は2ndアルバム『Gothic』を発表した。ゴシックメタルというジャンル名の起源であり、35年後の現在もその影響は消えない。ピースヴィル・スリー、「Eternal」の普遍性、そして2025年作『Ascension』まで——ひとつの名盤がつないだ過去と現在。
映画・ドラマ・アニメ

SPINAL TAPからLords of Chaosまで——ヘヴィメタルを本気で描いた映画・アニメ5選

This Is Spinal Tap・Metal: A Headbanger's Journey・デトロイト・メタル・シティ・The Dirt・Lords of Chaos——ヘヴィメタルを本気で描いた映画・アニメ5選。